社員メッセージ
大阪鮮魚部門
本場鮮魚1部
青物課
中島 健太
2016年入社
どうして大水に入社しようと
思いましたか?
大学では水産業の経営や流通に関する水産物流学を専攻していたので、将来はその学びを活かせる仕事に就きたいと考えていました。また、小さい頃から生き物が好きだったこともあり、水産業の中でも鮮魚を扱える仕事を視野に入れ、就職活動をしている時に大水に出会いました。鮮魚の仕入れから販売までを一人で担当する仕事内容に加え、業界有数の大卸の企業である安心感と、面接で出会った気さくな社員の方々の人柄が好印象で「この職場で働きたい!」と強く感じ、入社を決めました。入社後は、職種の希望を採用いただき、鮮魚を扱う鮮魚部に配属されました。入社当初こそ先輩にサポートを受けながら仕事を進めていましたが、2年目からは一人で業務を任されるようになり、早い段階でこの仕事の難しさとやりがいを学ぶことができました。

普段はどのような仕事を
していますか?
サバやサンマ、養殖ブリなどの青物を中心に扱う部門に所属し、その中でイワシとアジを担当しています。主には、全国各地の漁場から水揚げ情報を収集し、価格相場や買い手のニーズを読み解きながら適正価格で仕入れた商品を仲卸業者の方々に販売する業務を担当しています。この仕事の要となるのは、キャリアの⾧い現場の方々と向き合いながら、商品の持つ価値を正しく伝え、納得して購入いただくことにあります。何度も交渉を繰り返す中で、何気ない会話から業者の方が持つニーズを知ることが大切だと学んだことから、積極的にコミュニケーションを取るように心がけています。その成果として、業者の方々との信頼関係が厚くなり、最適な商品をご提案ができるようになりました。
仕事のやりがいは?
この仕事で最も難しいのが、扱う魚の良し悪しを判断することです。季節や天候、産地のほか、その日により魚の状態は変化するため、細心の注意を払い、仕入れを行わなければいけません。さらには、実際の商品を確認できるわけではなく、担当者との電話でのやりとりだけで正確な情報を入手し、これまでの経験などを頼りに判断するスキルが求められます。判断を誤ると買い手が見つからず大きな損害に繋がる大変さがある反面、予定通りの価格で販売できた時の喜びは格別です。何より、何気なく立ち寄った量販店で自分が仕入れた商品を見つけた時は、日本の魚食を支える担い手として微力でも支えられているという想いが、仕事の糧になっています。

今後の目標を教えてください。
入社から数年の間は、なかなか思うような成果を得られず、気持ちが折れそうになったことも多々ありました。それでも試行錯誤を続け、少しずつ仕入れから販売までを滞りなく進められるようなったことで、年を追うごとに仕事に対する愛着や面白さが増しているように感じます。その気持ちを高め、さらに成果を求めるためにも、仲卸業者の方々のニーズを深く知り、業界全体のトレンドにもアンテナを張ることで、仕事の精度を向上させることが大きな目標です。今はまだ、先輩に相談することもありますが、そうした思いを大切にすることで、大水にとってなくてはならない社員になれるように前進を続けたいですね。
OFFの過ごし方How to spend your time off
勤務は昼頃には仕事が終わるので、子供と過ごす時間はたっぷりあります。
子供の笑顔が一日の疲れを吹き飛ばしてくれます。
平日の午後には、子供と一緒に公園で遊んだり、休日には家族でお出かけしたりして、思い出をたくさん作っています。
子供との時間は、今しか味わえない宝物のようなもの。一緒に笑って、成長をそばで感じられることが何より嬉しいです。
この働き方だからこそ、父親としてしっかり関われるのがありがたいですね。
これからも「かっこいいパパ」でいられるように頑張りたいと思っています。
