株式会社大水 recruit

ENTRY

社員メッセージ

02

京都支社
鮮魚部
近海特殊物課

岡野 新
2019年入社

どうして大水に入社しようと
思いましたか?

就職活動の際に、偶然、大水と出会い、初めて水産業の仕事について知りました。もともと、外国語大学で学んでいたので将来はホテル業界に進もうと考えていましたが、会社説明会の時に市場で働く先輩たちの姿を見てその思いが変わりました。大量の鮮魚を売り買いする迫力と、熱気ある先輩たちの姿に心を打たれ、全く異分野の業種でしたが、挑戦したいという気持ちになり、入社を決めました。また、地元広島で祖父が鮮魚店を営んでおり、幼い頃から魚などに触れる機会が多く親しみもあったのも入社した理由のひとつです。水産業に関する知識が乏しかったことや、現場の方々の雰囲気から「厳しい方が多いのかな?」という心配もありましたが、実際はオンとオフの切り替えが上手な人が多く、自然と現場に溶け込むことができました。

普段はどのような仕事を
していますか?

普段の業務では、活魚のほか、貝類などの特殊物という商品の仕入れから販売までを担当しています。その中で、特に力を注いでいるのが〝セリ〟です。数十人の業者の方々を前に、一斉に金額を提示してもらい最も高値の方に販売する仕組みですが、当初は熟練の業者の方々を前に物怖じしてしまう場面もありました。また、数多くの業者の方々が同時に金額を提示した中から、瞬時に高値を提示している方を見分けるのにも苦労しました。何度も場数を重ね、金額を出すタイミングや字の書き方の癖、ニーズなどを学ぶことで、提示金額の見落としを防ぎ、想定通りの価格で販売できるようになりました。入社から6年目になり、今では業者の方々から仕入れ状況や品質などに関する相談をされるようになったので、徐々に信頼いただけるようになったと感じています。

鮮魚部の1日の流れ

仕事のやりがいは?

仕入れた商品をより良い価格で取引することを求められる仕事の中で、大切にしているのが、命を扱っているという責任です。普段、食事をする時にはあまり意識することはありませんが、目の前で生きた鮮魚を扱っているので、「このおいしさをわかってくれる方にしっかりと届けよう」という思いで業務に向き合っています。そうした思いで仕事に取り組むと、自ずと業務を丁寧に進められるようになり、その商品の価値を最大限に理解してくれる業者の方とも出会えるようになりました。時には、思うような成果を挙げられない時期もありますが、そんな時こそ〝命を扱う仕事の重さ〟を改めて見つめ直すと、また積極的に仕事に向き合おうという気持ちが湧き上がってきます。

今後の目標を教えてください。

鮮魚部の仕事は、商品の品質を正しく理解する〝目利き〟のスキルが重要になります。実際の商品に触れ、目で確認することに加え、同じ産地でも獲れるエリアによる違いや、晴天時と雨天時の違いなど、数々のチェックポイントを熟知しなければいけません。そうした知識を高めるため、先輩たちはもちろんですが、業者の方々とも情報交換をする中でスキルアップを目指しています。そのスキルが身に付くと、これまで以上に良質な仕入れを行えるようになり、しっかりと利益も残せるようになるはずです。多忙な仕事の中で学び続けるのは決して楽ではありませんが、一歩ずつ成長していくことで、どの種類の鮮魚にも精通したセリ人になることが将来の目標です。

OFFの過ごし方How to spend your time off

午前中で仕事が終わるので、午後は自分の時間をたっぷり楽しめます。
買い物や趣味の時間、人の少ない平日の外出も快適です。
生活のペースを自分で作れるのも、この働き方の魅力です。
そんな私の毎年の恒例行事は、大学時代の友人とのビアガーデン。
暑い夏、太陽の下で飲むビールはやっぱり格別です。
仕事後の開放感があるからこそ、その時間がより楽しめます。
休日前であれば、夜の飲み会にも普通に参加しています。
「自分らしく働く」って、こういうことかもしれません。

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