12月10日(水)、地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所(以下、環農水研)にて、メバルの稚魚放流活動が行われました。大阪府では、大阪湾の魚介類資源の回復を目的に、稚魚を育てて放流する事業「栽培漁業」を推進しております。
自然の恵みに感謝するという企業理念に通じるこの取り組みに、当社から4名が参加しました。
今回の放流は、第45回全国豊かな海づくり大会「魚庭(なにわ)の海おおさか大会」記念リレー放流の一環としても行われ、約5,000尾のメバルの稚魚が放流されました。
近年、大阪湾のメバルの漁獲量は減少しており、大阪府では、2022年度からメバルを「放流技術開発魚種」に選定し、放流活動を行っております。
放流するメバルの背に目印となる青いタグを取り付け、海に放流しました。タグが付いたメバルが採捕されることで大阪湾内のメバルの成長速度や生息域などが把握でき、安定的な資源の確保に向けて、最適な放流場所の検討を行っています。
環農水研では、タグのついたメバルを探しております。詳細については、以下のPDFからご確認いただけます。
