JP/EN

大水とは

魚の価値を社会へ届ける会社

  1. TOP
  2. 大水とは

魚の価値を高め、食文化を未来へとつなぐ。

大水は、京阪神の中央卸売市場を拠点に、水産物を社会へ届ける水産物卸売会社です。産地と市場をつなぎ、鮮度や旬、産地の魅力など魚の価値を生かしながら人々の食卓へ届けることで、日本の豊かな食文化を支えています。
水産物流通は、人々の食生活を支える重要な仕事です。大水はその担い手として、食の安定供給を支えるエッセンシャルワーカーとして社会に欠かせない役割を果たしています。

大水の役割

大水は、水産物流通企業として、産地と市場をつなぎ、魚の価値を社会へ届けながら、日本の食文化を支える役割を担っています。

  • 01.産地と市場をつなぐ

    国内外の産地や水産メーカーと市場を結び、水産物を安定して社会へ届けています。産地の水産物を必要とする市場や顧客へ届けることで、水産物の安定供給を支えています。

  • 02.魚の価値を高める

    産地の魅力や旬の魚の価値を伝えながら、水産物の魅力を広く届けています。商品提案や商品開発などを通じて、魚の新しい価値や食べ方を生み出しています。

  • 03.食文化を支える

    水産物は、日本人の食生活に深く根ざした食材です。旬の魚、地域の食の多様性、ハレの日の食卓——大水は水産物流通を通じて、こうした日本の豊かな食文化を支えています。

"魚の価値を高める"大水の取り組み

大水は、水産物を社会へ届けるだけでなく、その価値を高めながら届けることを大切にしています。魚は、鮮度や旬、産地、食べ方によって価値が大きく変わる食材です。私たちは、流通の過程においてこうした価値を引き出し、適切に届けることが重要だと考えています。
そのために、流通の現場において次のような取り組みを行っています。

  • 01.鮮度や品質を守る

    魚は鮮度が大きな価値です。適切な流通や保管を行うことで、国内外の産地で水揚げされた魚を良い状態のまま市場やお客様へ届け、魚本来の価値を生かしています。

  • 02.旬や産地の魅力を伝える

    魚は旬や産地、食べ方によって価値が変わります。日本全国や海外の産地の特徴や旬の魚の魅力を市場や取引先へ伝えることで、魚の価値をより多くの人に届けています。

  • 03.新しい商品や食べ方を提案する

    加工や商品提案を通じて、魚をより食べやすい形にしたり、新しい商品として提供したりしています。こうした提案によって、魚の新しい魅力や食べ方を広げています。

  • 04.魚を無駄なく活用する

    水産物を適切に流通させることで食品ロスを減らし、資源を大切に活用しています。魚を無駄なく活用することも、水産流通の重要な役割です。

  • 05.世界の水産物を日本へ届ける

    海外の大手水産会社などとの取引を通じて、海外の水産物を日本の市場へ届けています。多様な水産物を日本の食卓へ届けることで、魚の魅力や食べ方の幅を広げ、水産物の価値を高めています。

  • 06.日本の魚を世界へ届ける

    国内で水揚げされた魚や水産加工品を海外へ輸出し、日本の水産物の魅力を世界へ広げています。海外市場へ届けることで、日本の水産物の新たな価値を生み出し、生産者の新しい販売機会にもつながっています。

大水の理念

大水グループは
「自然の恵みに感謝し、古(いにしえ)からの食文化を守り、新たな食の創造に挑戦していきます」
という理念のもと事業を行っています。
魚は自然から授かった大切な恵みです。私たちはその命を尊び、水産物の価値を生かしながら社会へ届けてきました。
自然の恵みに感謝し、その価値を大切にしながら次の世代へつないでいくこと。そして、時代の変化に合わせて新しい食の可能性を広げていくこと。それが、水産流通を担う企業としての大水の使命です。

徳島県海部郡の薬王寺には、当社が寄贈した「魚籃観音像」が建立されています。
魚や海の恵みに感謝する想いを象徴する存在であり、当社の理念にも通じています。

大水の事業

大水の事業は、全国の産地や水産メーカーから水産物を仕入れ、市場や量販店、外食産業などへ届ける水産物卸売事業です。中央卸売市場を拠点に、集荷(仕入)と販売を軸としながら、商品提案や商品開発などを通じて、水産物の価値を高めています。
こうした事業を通じて大水は、産地の水産物を安定して流通させるとともに、顧客には幅広い商品と安定した供給を提供し、水産物を社会へ届ける水産流通の役割を担っています。

事業フロー図

大水の事業は、産地から消費者まで水産物が流通する仕組みの中で、集荷・販売・提案などの役割を担っています。

集荷(仕入)機能

水産物を安定して供給するために、国内外のさまざまな仕入先から商品を調達しています。多様な仕入ネットワークを活かすことで、市場や顧客のニーズに応じた水産物を安定して供給できる体制を整えています。

  • 01.産地調達

    国内の漁業者、養殖会社、漁協、産地市場卸売会社などから水産物を集荷し、中央卸売市場へ供給しています。漁獲状況や季節性、産地特性を踏まえながら多様な水産物を調達することで、産地の水産物を安定して市場へ流通させる役割を担っています。

  • 02.加工水産物・原料調達

    水産加工会社や食品メーカーなどから加工水産物や加工原料を仕入れ、幅広い商品ラインナップを形成しています。業務用需要や加工用途に対応した商品を調達することで、顧客の多様なニーズに応えています。

  • 03.水産会社との連携調達

    大手水産会社などとの取引を通じて、国内外の多様な水産物を調達しています。さけ・えび・かになど大口商材の安定調達を実現し、市場や顧客への安定供給につなげています。

  • 04.海外調達

    海外生産者や加工会社との取引を通じて、水産物の輸入調達も行っています。海外調達を活用することで、商品ラインナップの拡充と価格競争力の確保につながっています。

販売機能

中央卸売市場での販売を中心に、仲卸会社、量販店、外食産業、食品メーカーなど幅広い顧客へ水産物を供給しています。多様な販売先を持つことで、水産物を安定して社会へ届ける流通を支えています。

  • 01.仲卸会社向け販売

    中央卸売市場において、仲卸会社や売買参加者へ水産物を販売しています。せりや相対取引を通じて水産物を適正に流通させることで、市場流通の基盤を支えています。

  • 02.量販店・外食産業向け販売

    スーパーマーケットや外食チェーン、業務用食品卸売会社などへ水産物を販売しています。顧客ごとの規格や納品条件に対応しながら、売り場づくりや商品展開を支える安定供給を行っています。

  • 03.水産加工会社・食品メーカー向け販売

    水産加工会社や食品メーカーへ原料・加工素材を供給しています。加工用途や品質基準に対応した原料を供給することで、食品製造を支えています。

  • 04.海外販売

    国内の水産物や水産加工品を海外市場へ販売しています。日本の水産物の魅力を海外へ届けることで、日本産水産物の価値向上と販路拡大につながっています。

  • 05.委託加工販売・商品開発

    顧客ニーズに合わせて加工会社と連携し、委託加工やPB商品の開発にも取り組んでいます。産地や魚種、加工方法を組み合わせることで、新しい商品価値の創出につなげています。

提案機能

仕入先と販売先の情報を結び付け、最適な商品の提供や販路を提案しています。市場動向や消費者ニーズを共有することで、産地と顧客の双方に価値を生み出しています。

ロジスティクス機能(グループ機能)

グループ会社の大阪東部冷蔵株式会社は、大阪市中央卸売市場東部市場に隣接し、水産物の保管や冷蔵・冷凍物流を担っています。安定した保管体制を通じて、水産物を適切な状態で届ける流通を支えています。

大水の各事業を支える部門についてはこちらをご覧ください。

数字でみる大水

大水を数字で紹介します。(2025年度実績)

創業年

1939

85年以上にわたり水産物流通を担い、日本の食文化を支えてきました。

京阪神

6拠点

中央卸売市場を中心に、関西の水産物流通を支えています。

取扱商品数

2,200

鮮魚・冷凍品・加工品など多彩な商品を取り扱っています。

仕入先数

2,800

全国の漁港・産地・水産メーカーとのネットワークが安定供給を支えています。

年間取扱量

12万トン

豊富な取扱量が大水の供給力を示しています。

従業員数

400

専門性を持った人材が水産流通を支えています。

事業発展の軌跡

大阪市中央卸売市場全景(開設当時)((一社)大阪市中央卸売市場 本場市場協会提供)

大水は1939年(昭和14年)の創業以来、85年以上にわたり関西の水産物流通を支えてきた会社です。大阪市中央卸売市場での創業を起点に、京都・神戸・明石の市場卸売会社との合併を経て、現在は京阪神6拠点へと展開しています。1997年には大阪証券取引所第2部に上場し、2022年には東京証券取引所スタンダード市場へ移行しました。
時代ごとの環境変化に対応しながら、市場内卸売を核としつつ、量販店・外食向けの市場外販売、海外取引へと事業領域を広げてきました。また、営業スタイルも市場内に水産物を集荷する「荷受会社」から、産地情報と市場ニーズを結びつける提案機能を備えた総合的な「水産流通企業」へと進化を遂げています。

大水の未来ビジョン

活き活きと水産物の価値をお客様に提供し続ける企業へ

大水は、「活き活きと水産物の価値をお客様に提供し続ける企業」でありたいと考えています。これは、大水グループの企業理念である「自然の恵みに感謝し、古(いにしえ)からの食文化を守り、新たな食の創造に挑戦していきます」という想いを、これからの時代にも実現していくことでもあります。
これまで大水は、水産物卸売会社として、京阪神の中央卸売市場を拠点に、産地と市場をつなぎ、水産物を社会へ届ける役割を担ってきました。
これからはその役割をさらに発展させ、商品提案や商品開発、海外展開、物流機能などを組み合わせながら、水産物の価値をより高めて届ける「総合水産流通企業」へ進化していきます。

そのために大水は、次のような取り組みを進めていきます。

  • 01.市場の強みを生かした水産流通

    京阪神の中央卸売市場を拠点とするネットワークを生かし、産地とお客様をつなぐ役割をさらに高めていきます。これにより、お客様には安定した商品供給と幅広い商品提案をお届けしていきます。

  • 02.日本の水産物を世界へ

    海外への販売をもっと広げ、日本の水産物の魅力を世界の食卓へ届けていきます。これは、生産者や取引先にとっても新しい販売機会の広がりにつながります。

  • 03.商品提案と商品開発による価値づくり

    お客様のニーズに合わせた商品提案や商品開発を通じて、魚の新しい食べ方や商品を生み出していきます。売り場づくりやメニューづくりにも役立つ提案を広げていきます。

  • 04.水産流通を支える物流機能

    物流の仕組みを整え、水産物をより安定して届けられる流通を目指します。お客様にとっても安心して取引できる水産流通を支えていきます。

魚の価値を生かし、人々の食卓へ水産物を安定して届け続けること。そして、日本の水産物の魅力を国内外へ広げることで、生産者には新たな販売機会を、取引先には安定した商品供給や新しい商品提案を提供していきます。
京阪神の中央卸売市場を拠点とするネットワークと全国の産地とのつながりを生かしながら、こうした取り組みを進めていきます。
これらの活動を通じて大水は、水産物流通を支えながら、日本の食文化を未来へつなぐとともに、持続可能な水産流通を通じて世界の食の安定供給にも貢献していきます。